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国際テロ組織アルカイダの指導者ウサマ・ビンラディン容疑者が殺害されたことに対し、イエメンを拠点に活動するアルカイダ系の組織がインターネット上で報復テロの激化を示唆する声明を発表しました。
ロイター通信などによりますと、声明は１１日、「アラビア半島のアルカイダ」の指導者ナーセル・アル・ウハイシの名前でインターネット上で発表され、「ビンラディンを殺害したことで聖戦は激しさを増すだろう」と報復テロの激化を示唆しました。
「アラビア半島のアルカイダ」はイエメンを拠点に活動を続けるアルカイダ系の組織で、去年１０月、イギリスとドバイで貨物機から爆発物が見つかった爆破テロ未遂事件にもかかわっていたとみられています。
また声明では、「地上からお前たちを抹殺するまで（ビンラディン）師がたどった道を歩む」と、今後もアメリカなどを標的とした武装活動を継続することを強調しています。（11日21:03）
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