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南オセチアをめぐるロシアとグルジアの軍事衝突で、ＮＡＴＯ＝北大西洋条約機構は１９日、緊急外相理事会を開き、「今後、ロシアとの協力関係を見直す」とする声明を発表しました。
声明では、ロシアに対して直ちに撤退することを求めたうえで、今後、ロシアとＮＡＴＯの協力関係を見直すとしています。
ロシアに対しては、アメリカや東欧諸国が「より強硬な姿勢」を求めたのに対して、フランスなどから「ロシアとの対話のパイプを閉ざすべきではない」との慎重論もあがったため、今回の声明では「関係の見直し」という文言に留まったと見られています。
この声明に対しロシアのラブロフ外務大臣は、「どのように戦争が始まり、そこで何が起きたかについて一言も言及していない」と、初めに軍事進攻したグルジアの責任に触れていないことを指摘し、「客観性が無く、偏見にとらわれている」と非難しました。（20日07:27）
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