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９日のニューヨーク株式市場は、金融市場の先行きに対する不安を背景に売りが膨らみ、ダウ・ナスダックともに大幅な値下がりとなりました。
９日のニューヨーク株式市場のダウ平均株価は、前日に比べ２３６ドル７７セント安い１万１１４７ドル４４セントで取引を終えました。２００６年８月中旬以来、およそ１年１１か月ぶりの安値水準まで下落しています。
アメリカの住宅金融を手がけるフレディマックやファニーメイが、サブプライムローンによるダメージを懸念されて売られたことをきっかけに、金融関連株に売りが波及、相場を押し下げました。
また、インテルやシスコシステムズについて、アナリストらが業績に対して慎重な見方を示したことで、ハイテク関連株も軒並み下落しました。
このため、ナスダック総合指数は２２３４．８９と、５９．５５ポイントの大幅な下落となりました。（10日09:33）
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