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北朝鮮核問題を巡る６か国協議のアメリカ首席代表の後、駐イラク大使を務めていたクリストファー・ヒル氏が退任の会見を行いました。
「ありがとう。これがおそらく私の最後の会見です。妙な気分です」（クリストファー・ヒル氏）
アメリカ国務省で行われた会見でヒル氏は、３０年以上に及ぶ外交官生活に今月いっぱいで区切りをつけ、デンバー大学のジョセフ・コーベル国際研究大学院の学長に就任することを明らかにしました。
ヒル氏は２００５年４月、韓国大使から国務次官補に就任、ブッシュ前政権のもと、６か国協議の首席代表として北朝鮮外交を仕切っていました。しかし「協議の前進を図るため、北朝鮮のテロ支援国家指定解除を急ぎすぎた」などの批判もあり、イラク大使に指名された際には議会からも反発が出ていました。
イラク大使の後任には、ジェームズ・ジェフリー駐トルコ大使が就任する見通しです。（18日04:43）
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