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ＩＭＦ＝国際通貨基金は、アメリカ経済について急激な落ち込みは終わりつつあるとして、成長見通しを上方修正しました。
ＩＭＦ＝国際通貨基金は、１５日アメリカ経済に関する年次審査報告を発表し、この中で、アメリカのＧＤＰ＝実質経済成長率を今
年についてはこれまでのマイナス２.８％からマイナス２.５％に、また２０１０年についてもゼロ成長からプラス０.７５％にそれぞ
れ上方修正しました。
報告は、アメリカ経済について経済活動は依然弱いものの、雇用や住宅を中心に「急激な落ち込みは終わりつつあるようだ」として
、景気底打ちが近いという認識を示唆しています。
その上で、金融危機に対応して当局が取った緊急的な政策を事態が安定した際には元に戻す、いわゆる「出口戦略」の検討の必要性
にも言及しています。
今回の金融危機の局面でＩＭＦは、経済見通しを繰り返し下方修正してきており、上方修正したのはこれが初めてです。（16日
06:19）
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