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東京・品川区の商店街で１６歳の少年が通行人を包丁で切り付け２人にけがをさせた事件で、逮捕された少年は、中学生の頃から家族や友人を殴るなどトラブルを起こしていて、犯行当日も、母親と口論になり家を飛び出していたことが警視庁の調べで新たに分かりました。
この事件は５日午後、品川区の戸越銀座商店街で高校２年生の１６歳の少年が包丁で通行人５人を切り付け２人がけがをしたものです。
少年は殺人未遂の現行犯で逮捕され７日送検されましたが、その後の調べで、少年は中学生の頃から家庭や学校で暴力を振るうなどのトラブルを起こして転校したり、高校入学後もほとんど通学せず、通信教育を受けたりしていたことが新たに分かりました。
また、事件当日は母親と口論になって自宅を飛び出し、品川区内の１００円ショップで包丁を３本購入。そのまま歩いて現場に向かい犯行に及んでいたことも分かりました。
少年は精神科に通院していて、「人間関係に悩んでいた」と供述する一方で、「男の人は強いので弱い女性ばかりを狙った」とも供述しているということです。
警視庁は精神鑑定も検討するとともに、更に詳しい動機を調べています。（07日11:11）
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